反応しない練習 感想

  • 嫌なこと、不運が重なり、気分が落ち込んでいる
  • 先のことを考えると不安になる
  • 人間関係で悩んでいる

など、「悩み」には様々なものがあると思います。自分は特に人間関係で悩み、精神的にも少し辛くなってしまいました。そんなときに手にとったのがこの本です。

内容

まず著者は、すべての「悩み」は「心の反応」から始まると述べています。

たとえば、朝の通勤ラッシュで「今日も混んでいるな」とゲンナリする。これは、心を憂鬱にさせる反応です。心ない相手の態度にイラッとする。これは、怒りを生む反応です。大事な場面で「失敗するかもしれない」と、マイナスの想像をしてしまう。これは、不安や緊張を生み出す反応です。人と会うときも、仕事をしているときも、外を歩いているときもー心は、いつも反応しています。

こうした「反応」から、悩みが生まれる。では、悩みを解決するにはどうすればいいか?その方法は、「無駄な反応をしない」ことだ、と述べられています。

「無駄な反応をしない」ためにやることは、大きく分けて2つ。

1つは「心の反応を見る」こと。心の状態を客観的に、正しく理解し、ただ認識する。「ある」ものをただ「ある」と認識する。これだけでも、心は静かになっていきます。

もう1つは「合理的に考える」こと。

  • 余計なことを判断しない。どんなときも自分を否定しない。
  • 不満、ストレスなどの「マイナスの感情」で苦しまない。
  • 他人の視線を気にせずに、自分らしく生きる。
  • 勝ち負け、優劣にこだわらない。

といったテーマで、無駄に反応したり、悩みを増やさないためにどんな考え方を身につければいいかが書かれています。

感想

最初にも書いたように、自分は会社の人間関係で悩んでいました。

(なんでそういう言い方をするんだ!)
(なんで自分の言ったことをわかってくれないんだ!)

というように、他人に対して反応しまくりの状態でした。そして仕事が終わった後や、休みの日にもずっとこのことが頭をよぎり、本書でいう「妄想」に囚われ、反応していました。不安や怒りの感情ばかり湧いてきて、とても不安定な状態でした。

しかし、本書の3章で、

そもそも人は、持っている「脳」が違います。だから、考え方が異なるのは当然のことです。人は「相手は自分と同じ考えのはず(同じ考えを持てるはず)」と、心のどこかで思っているものですが、この期待・思い込みは「妄想」でしかありません。

と書かれているように、一人一人違う考え方を持っているのに、「自分の考えは正しい、理解してもらえるはず」と心のどこかで思い込んでたのかな、と感じました。

「この人はこういう考えなんだな」と、ただ認識する。反応する前に心の状態をよく認識する。決してムキにならない。妄想に囚われないように意識する。こういったことだけでも少し心が落ち着いた感じになりました。

ただ、それでも完全には割り切れず、どうしてもムキになったり、反応してしまうことがあります。本当に「無駄な反応をしない」状態になるのは、そう簡単ではないと感じました。また辛くなったときに読み返したりして、「無駄な反応をしない」人生を歩んでいきたいと思います。

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